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内定後はどうすればいい?内定承諾の注意点、やることリストをご紹介します!


いよいよ内定が出れば、転職のゴールまであと少しです。しかし、内定をもらったからといって気を抜いては行けません。最後まで企業と誠実なコミュニケーションを心がけましょう。今回は、内定通知をもらった後にするべきことリスト、またその際の注意点をご紹介します。


内定通知後にやることリスト


内定通知を受け取った後も、まだやるべきことがいくつかあります。特に現職がある方は、この後退職の手続きなどもありますので、漏れなく進めていくようにしましょう。


①内定受領の返事をする

忘れがちですが、内定を頂いたら先方にそのお礼をまず伝えるようにしましょう。内定の承諾期限を確認し、基本的にはその期間内に意思決定をするようにしましょう。他にも選考を受けていて期限までに間に合わない場合は、率直に企業にその旨を伝え、承諾期限の延長が可能か相談をすることも可能です。


②雇用条件を確認する

内定承諾の返事をする前に、必ず雇用条件を確認するようにしましょう。雇用条件に関しては、内定通知書や雇用契約書に記載されていますので、よく確認し、不明点は担当者に問い合わせるようにしてください。

雇用条件で最低限確認したいポイントは以下になります。


  • 労働契約の期間(有期雇用契約の場合は契約終了年月日や契約更新の有無)

  • 働く場所(配属地や所属部署など)

  • 仕事内容

  • 始業・終業時刻

  • 休日・休暇(週休日数や曜日、有給休暇日数、夏季休暇や年末年始休暇)

  • 賃金(給与や報酬のしくみ、具体的な金額、締め日や支払日、支払い方法など)

  • 退職(退職に関する事項(解雇の事由含む)、定年制の有無や内容、任意退職に関する扱い


③内定承諾の返事を伝える

雇用条件をはじめ、会社に対する疑問点が払拭できた上で、内定承諾するかどうかの返事をしましょう。承諾するしないに関わらず、改めて内定を頂いたことへのお礼を伝えるのを忘れないようにしてください。その後に、承諾するかどうかの返事を先方に伝えてください。非承諾の場合は可能な範囲で意思決定の理由も伝えるといいでしょう


④入社日をと退職日を決める

内定承諾の後に、次に考えなければならないのが「入社日」と「退職日」です。入社先での入社可能日、現職の退職可能日をそれぞれすりあわせ、双方に迷惑がかからないように調整しましょう。

退職日は、会社の就業規則や労働条件通知書等に退職についてのルールの記載があるかと思いますので、まずはそちらを確認してください。民法上は、雇用期間に定めのない無期雇用の人は、退職日の2週間前通知とされていますが、引継ぎや手続きなどがあるために就業規則にて期限を1カ月前としている企業も多くあります。


⑤現職への退職告知、退職日の調整、業務引き継ぎ

退職日が決まったら、現職の引継ぎの準備を早速始めましょう。引継ぎ用の資料を作成や取引先への挨拶などその他細々したタスクが多くあるかと思いますが、最終出社日から逆算してスケジュールを立て、準備を進めていくようにしてください。


⑥雇用契約の締結、入社準備

雇用契約の締結は、内定通知の正式承諾をもって契約とするケースや、あらためて雇用契約書で契約を取り交わす場合など、企業によって異なります。また、入社手続きで主に必要なものは以下となります。

  • 雇用保険被保険者証、その他雇用保険被保険者番号が確認できる書類

  • マイナンバーがわかる書類

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

  • 源泉徴収票 (その年に前職から給与や賞与を受け取っている場合のみ)

  • 給与の振込先が確認できる書類

  • 扶養控除等申告書


これは必ずチェック!内定通知後の気をつける5つのポイント


①条件は内定承諾前にしっかりと確認

先にもお伝えした通り、内定承諾の返事をする前に必ず雇用条件を確認するようにしてください。主な項目としては、賃金、働く場所、仕事内容、労働契約の期間、休日休暇などになります。また、その他にも気になる点がある場合は、内定承諾前に全てクリアにしておくようにしましょう。


②内定承諾の返事はよく考えてからすること

内定承諾の返事は、一度してしまったら撤回することは難しいです。雇用条件などを踏まえてよく考えた上で、先方に返事をするようにしましょう。また、先方への返信期限は必ず守ようにしてください。


③内定辞退の場合は速やかに先方に連絡をする

内定辞退の連絡をする場合は、速やかに先方に連絡するようにしましょう。万が一、内定承諾後に辞退をしなければいけない場合は法的には可能ですが、企業にとっては非常に迷惑な話になりますので「やむを得ない理由であること」の説明と共に真摯にお詫びするようにしてください。


④現職の退職ルールを確認する

現職がある場合は、内定承諾を受けることを決めた後に速やかに退職日を決めるようにしてください。決めるにあたっては、会社の就業規則や労働条件通知書等に退職についてのルールの記載があるかと思いますので、まずはそちらを確認するようにしましょう。民法上は、雇用期間に定めのない無期雇用の人は、退職日の2週間前通知とされていますが、引継ぎや手続きなどがあるために就業規則にて期限を1カ月前としている企業も多くあります。


⑤入社準備は何をするか

入社までに一定の期間がある方もいるかと思います。その場合はぜひ、入社前に業務に関連する予備知識などを入れておくようにしましょう。転職後は、入社して3ヶ月でその人の能力が見極められるとも言われています。入社後に即戦力となれるよう、時間があるうちにインプットの時間を持っておくと、心に余裕を持って入社の日を迎えることができるでしょう。


以上、内定通知をもらった後にするべきことリスト、またその際の注意点をご紹介しました。最後まで気を抜かずに、丁寧に確認して進めていくようにしてください。もし何かわからないことなどがあれば、企業の担当者に聞いてみて一つずつ疑問をクリアしていくようにしましょう。

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