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【進め方のポイント解説付き】初めてでもわかりやすい!転職活動のスケジュール・流れ

更新日:2023年11月22日


初めての転職は、わからないことも多く不安な気持ちが大きいことと思います。そこでまず知っておきたいのが、転職活動の全体像です。

初めにどんなスケジュール・流れで動けばいいのか、事前にどんな準備をしたらいいのかを知っておくことでこの後の活動をスムーズに進めることができます。

今回は転職が初めての方にもわかりやすい!仕事探しのスケジュール、流れ、進め方のポイントをご紹介します。


転職活動のスケジュールと流れ

転職活動の期間は、大体3ヶ月〜4ヶ月ほどと言われています。

もちろん個人差はあるものの、目安としてこの期間を念頭に置いて進めていきましょう。

また、転職活動は現職の仕事と並行して進めていく方も多く、時間のやりくりも大切になってきます。早めに流れを理解し、無理のないスケジュールを立てて取り組んでいくのがおすすめです。

具体的な転職活動の流れは以下の通りです。



ステップ1

事前準備(自己分析):約1〜2週間

ステップ2

書類作成、応募:約2週間

ステップ3

選考〜内定:約1〜2ヶ月

ステップ4

退職手続き・入社準備:約1〜2ヶ月


転職活動の進め方ポイント

転職活動全体のスケジュール・流れがわかったところで、続いては各ステップごとの進め方のポイントについて見ていきましょう。


ステップ1:事前準備(自己分析)

転職活動のスタートを切る上で最も重要なのがこの「事前準備」です。

まずは自己分析からはじめましょう。これは、自身の転職活動の「軸」にもなる大事な部分です。

これまでの取り組み、今後どんなことに挑戦したいか、働く上で大事にしたい条件などを明確にしていくことで、自分がどんな業界や企業に興味があるのかを知ることができますし、今後選考を進めていく上で悩んだ際の判断軸になります。

自分の中に明確な軸を持つことは、転職後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。


「自分のやりたいことや、強みがわからない」という人は、同僚や家族・友人、プロのキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめ。

客観的な視点で自分では気づかなかった長所や、今後の仕事選択のヒントになるアドバイスがもらえるかもしれません。

キャリアアドバイザーがサポートをしてくれる転職エージェント(人材紹介会社)は無料で利用でき、自己分析のお手伝いだけでなく、希望にマッチする求人企業の紹介・内定獲得までの転職活動のお手伝いと全般的にフォローをしてくれるため、特に転職初心者の方にはおすすめです。


ステップ2:書類作成、応募


ステップ1で強みや希望の整理を行った後に、いよいよ企業を選定して応募していきます。そのためにはまず、履歴書や職務経歴書などの書類を作成します。

選考は、書類選考を経て面接に進む場合がほとんどですので、ここは念入りに取り組む必要があります。


書類作成のポイントは、その企業の募集に合わせて端的に自分の魅力、言いたいことをアピールできるかどうかです。魅力的な内容に仕上げ、書類選考を通過・面接に繋げましょう。

転職エージェント(人材紹介会社)を利用している場合は、書類作成のアドバイスを求めるのもおすすめ。転職サポートのプロの力を積極的に借りていきましょう。


また中途採用は、求人が出ている期間が限定的な場合があります。

求人が出ていても企業側の都合で募集が急に終了してしまう可能性もありますので、気になる求人には速やかに応募するようにしてください。


ステップ3:選考〜内定

書類選考を通過すれば、いよいよ面接がスタートします。面接の回数や方法は企業ごとに異なりますので、最初に確認しておくようにしましょう。


また、面接前にはできる限り応募先の企業の情報収集をしておくのがよいでしょう。

企業に関連するニュースをチェックするなどして業界・会社の理解を深めておくのはもちろん、社員のインタビューやプロフィールを掲載している企業もあるので、より詳細な仕事内容や雰囲気をイメージすることができます。


面接で聞かれる主な内容としては、自己PR、転職理由、志望動機、これまでの経験・スキルが挙げられます。これは多くの企業で質問される事項になりますので、事前にしっかりと内容づくりをして本番に備えるようにしてください。


また、第三者に模擬面接官をお願いし、話す練習をすることはもちろん、内容、表情、声のトーン、スピードを客観的に見てもらい、フィードバックをもらうのもおすすめです。


面接の結果については、中途採用の場合だと即戦力となる人材を募集していることが多いので、早めに選考結果を出すケースがあります。

基本的には選考結果は、面接後1週間以内、長くても10日前後で出ることが多いので、その点もスケジュールに入れておくようにしましょう。


ステップ4:退職手続き・入社準備


最終面接を経て、無事内定獲得となれば入社の意思の確認が企業側から行われます。

ここで今一度ステップ1で得た「自分の軸」を思い出してください。

自分がやりたいこと、働く環境としてその企業が適切であるかを振り返りましょう。

その後に入社の意思を企業に伝え、入社日の決定や条件面などの確認を進めていく段取りとなります。気になる点がある場合には、その都度企業や転職エージェントに確認していくようにしてください。


あわせて重要なのが、現在勤めている企業に退職の旨を伝えることです。

民法の規定では、労働者は2週間前までに退職の意思を会社に伝えれば退職できるとされていますが、会社の規定を確認し 基本的には退職希望日の約1ヶ月前には上司に相談するようにしてください。

退職の際には、後任や引き継ぎのスケジュール、そして会社から支給されているパソコンや携帯などの端末、健康保険証の返却や源泉徴収票の受け取りの段取りなども忘れずに確認しておきましょう。


以上、転職活動のスケジュール、流れ、進め方のポイントをご紹介させていただきました。転職活動においては、自己分析、書類作成や面接の練習など事前の準備が重要であり、ある程度時間の確保が求められます。ですので、計画的にスケジュールを立て、余裕を持って転職活動を始めることができるようにしておきましょう。




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